と^^;
いつもながら、カッコ付けたがりタイトルですが、、
Jazzの魅力の一つに、リハーモナイズというものがあります。
リハモなんて言ったりもしますが、
いわゆるオリジナルのコードをいろいろとこねくり回して、
ちょと違った響きにするんですが、
中には、作曲者に無礼だ!なんて方もいますが、それはそれで,,
実際の演奏の場面では、お作法があるような無いようなものであります。
あたくしも、きちんと理解は出来ていないものの、
このリハモというのが大好きでありまして、、
カバー曲なんかは、オリジナルのコード進行はほとんど無視でアレンジしたりします。
ガッ!、自分では無視してるつもりでも、理屈をよく理解してる人が聴けば、
ここはこういうアプローチなのね、フムフムなんて、、おそらく説明出来てしまうんだと思います。(この辺りが、情けない^^;)
リハモのベースとなっているのが、代理コードなのかなあ?
代理コードというのを聞いた事あるでしょうか?
例えば、Jazzの代表的な逆循環コード進行、Ⅱm7ーⅤ7ーⅠーⅥ7
ハ長調でいうと、Dm7 ーG7ーCM7ーA7 で、これを繰り返しているだけで、それっぽく聴こえたりするんですが、
この中でDm7 ーG7ーCM7この部分は、終止形とかカデンツとか、ケーデンスとかいろいろ言いますが、コード進行の基本中の基本であります。
それぞれ、Dm7(サブドミンナト)-G7(ドミナントセブンス)-CM7(トニック)なんて名前が付いています。
して、このDm7を、もっとオーソドックスに考えると、もともとはF(Ⅳメジャー)で、F(サブドミンナト)-G7(ドミナントセブンス)-CM7(トニック)というコード進行として考えられます。
このFとDm7が代理コードの関係なんですね、もちろん他にもいろいろ組み合わせはあるんですが、いわゆる、Dm7(レファラド)の並び方を変えるとF6(ファラドレ)となるので、同じ性質のコードとして使えるわけです。
そして、このDm7 ーG7ーCM7ーA7進行をもっとJazzっぽくすると、9thを使ったりG7とA7に裏コードを使ったりして、
Dm9ーD♭7ーCM9ーE♭7とか、
このG7とD♭7とかこの関係を覚えとくとけっこう使えますねえ、いわゆるトニックに解決したい!って感じの響きが薄まって、野暮ったさが無くなります。
あと、G7を分数コードにして、F/Gにして、最後にCMに解決するところに、Am9(CMの代理コード)をもってきたりして、
Dm9ーF/GーAm9ーE♭7#9とか、
上にも書きましたが、ドミナント7thの響きを薄めるのがポイントかなあ?
ともかく、いろいろこねくり回していると、とても楽しいわけです^^、
実際に、ジョンスコさんとかメセニーさんとかのリハモを聴くと、いったいどうゆう発想で、そういうボイッシングが出てくるの!って言いたくなりますが、、
凡人には理解できないんでしょうね^^;
自分の場合、手癖であるとか耳に覚えているとかで、感覚的にやる事が多くて、上に書いたのも、響きよければいいじゃん!的なものです!
それでも楽しいのですが、やはりもちっとボキャを増やしたいっすよね^^
で、買っちゃいました(笑、、前置き長すぎ~~^^
英語の本ですが、音楽関係の本は不思議とあまり困らないんですよね(笑
Pass先生のリハーモナイズは、あまり奇をてらったところが無くて、
考えれば、ああナルヘソ!っていうのが多いです。
だから、ベーシックな部分のボキャアップには最適だ!ってよく言われます。
前から欲しかったのですが、楽器屋さんとか本屋さんには全然無くて、、
しか~~し!灯台下暗し^^;、ボクの味方アマゾンさんがあるじゃないか!
検索したら一発ヒットです!、
この類の本としては、安いのも魅力ですね!
早く来ないかなあ!!
という事で、今日は、Pass先生の演奏を!
Passさんの場合、メロディを知ってる曲なら、その場でこんな風に弾けるそうです。
自分のアルバムに”Virtuoso”と付けても、誰もが納得してしまう貫禄!
まさに、Great jazzman!!であります!